2008年09月29日
美しき60歳

例年に比べるとちょっと早めですが、
週末から急に寒くなってきたので
リビングを秋冬仕様に変えてみました。
と言っても、小さな絨毯を敷くだけなんですが。
カウチの前に置くような
ミニサイズの小さなペルシャ絨毯ですが、
気の遠くなるような手の込んだ模様に
ついうっとり見入ってしまいます。
イランからシリアのダマスカスを経由して、
6年前に我が家へやって来たこの絨毯。
イランの小さな小さな村で(名前は忘れた・・・)
60年ほど前に織られたのだそう。
この深い青の色が、その村の織りの特徴だとか。
それにしても美しい60歳。
その美しさをキープできているのは、
織り手の方の丁寧な仕事はもちろんのこと、
代々この絨毯を所有してきた方々も、
大切に扱ってきたからこそ。
私たちにこれを譲ってくれたのは
ダマスカスにある絨毯屋さん。
オーナーのおじさんにとっても
思い入れのある特別な1枚だったようで、
それはそれは大切にされてました。
お金が払えるとか払えないとかではなく、
これを大事に扱ってくれる人だという確信が持てないと、
とても手放す気にはなれないと話してくれました。
今は縁あって我が家にこの絨毯があるけれど、
絨毯はこうやって、巡り巡っていくもの。
これもいつかは他の誰かのものになるはずです。
そう思うと次にこれを使ってくれる誰かのためにも、
大切にしようという気持ちが自然と湧いてくる。
本来の「物」の在り方は、
こういうことなのかもしれないなと思う。
posted by kaori | 日々のこと | comments (2)
comments
ご無沙汰してます。ゆかです。
ちょっと前の日記のようでしたがすごく素敵な絨毯に思わずコメント。この絨毯が60歳だなんて、本当に驚きです。
模様はもちろんのこと、この青?紺?のキレイなこと。
写真で見るだけでもうっとりしちゃいますね。
うちはゴタゴタものが増えていくばかりなので、
その勢いを少しセーブしてこういった素敵なものを置けるようになりたいなあ。
posted by たかのゆか : 2008年10月11日 10:55
> ゆか
わ〜、お久しぶり!
そうなの、このブルーが何とも綺麗なんだよ。
メインの素材はウールなんだけど、
所々にシルクが入っていて、
そこがキラキラとツヤのあるホワイトなんだ。
どうしても物って増えちゃうよねぇ。
私もなるべく増やさないよう気をつけているけれど、
なかなか難しいところだね〜。
posted by kaori : 2008年10月13日 05:24
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